【追悼】原爆はなぜ広島、長崎に落とされたのか(なぜ京都は最終的に外されたのか)

近代史

こんにちは!
金子です。

今日8月6日は、
広島の原爆投下の日。

今から75年前、
世界ではじめて核兵器によって
尊い命が犠牲になりました。

長崎と合わせると、
死亡者数は2019年8月時点で、
広島31万9186名、長崎18万2601人
合計50万1787人ということです。
引用元はこちら

「75年は草木が生えない」
とまで言われていた原爆投下後の広島。

平和記念公園にある原爆ドームを
夏に訪れたことがありますが、
その周辺だけどこかひんやりとして
張り詰めた空気感が漂っていました。

今日の平和式典をNHKがライブ中継していたのを
見ていましたが、子供代表のスピーチのなかで、
「私たちの未来に核兵器は必要ありません。」
という言葉が心に響きました。

この日が来るたびに思うんですよね。

どうして日本に原爆が落とされなければ
ならなかったのか、って。

アメリカ側の言い分としては、
「戦争を早期に集結させるため」
ということでした。

しかし、これはあくまでも建前で、
本当の狙いは別にあったと言われています。

日本は原爆投下の前に、
すでに降伏する準備を進めていたんですね。

アメリカも日本の降伏意思を
当然把握していました。

しかし、原爆投下の計画は
原爆投下の3ヶ月前から、
用意周到に進められていたのです。

※ちなみに、原子爆弾の開発自体は、
1941年10月に決定され、
1942年6月にはマンハッタン計画を開始、
原爆開発が着手。

1944年9月には、
イギリスとアメリカとの間で、
日本への原爆投下が合意されています。

1945年5月の中旬には、
2種類の原子爆弾を日本に投下することが決定。

その際、投下目標として
以下の4つの都市が選ばれました。

京都市、広島市、横浜市、小倉市

この時点では長崎は候補に挙がっていませんでした。

投下先の基準は以下の3つでした。

・直径3マイルを超える大きな都市地域にある重要目標であること。
・爆風によって効果的に破壊しうるものであること。
・来る8月まで爆撃されないままでありそうなもの。
引用はこちら

実際、原爆投下目標となった都市については
爆撃や空襲が禁止されたといいます。

これは、原爆の精度を正確に把握したいという
意図であったと言われています。

あまり知られていませんが、
原爆投下目標の第一候補は
京都でした。

盆地にある京都は、
爆撃の効果を測定するのに
理想的な地形だったことが理由です。

しかし、歴史ある京都を破壊すれば
日本人の反感を招くことが予想されたため
除外されます。

このときアメリカはすでに
ソ連との対立を視野に入れていて、
敗戦後の日本との協調をしていくためには
京都への投下は得策ではないと考えていました。

その後、候補地は、
小倉市、広島市、新潟市となりました。

そして、7月末には京都市の代わりに、
長崎市が加えられています。

また、7月下旬〜8月上旬にかけては
原子爆弾投下の模擬訓練が、
30都市で49回おこなわれています。

アメリカは原子爆弾を
投下地選定、模擬訓練など、
相当入念な準備をして、
しかるべきタイミングを測っていたのです。

いっぽうで日本はポツダム宣言をつっぱねましたが、
日本各地での大空襲により
壊滅的な被害が広がっており、
8月には降伏の意思と準備に入っていました。

当時、
軍人ではない民間人
いわゆる非戦闘員への攻撃は
国際法で禁止されていることを
アメリカは百も承知でした。

しかし、
戦後ソ連との対立を見据え、
核兵器の破壊力を
世界に証明しておきたいアメリカは、

日本への原爆投下をやめる
選択肢はなかったのだと思います。

終戦後、
戦勝国が日本を裁いた東京国際裁判では、
アメリカの原爆投下には
いっさいの罪は認められませんでした。

インド人弁護士のパール判事など
数名の弁護人は原爆投下が戦争犯罪であるという
主張をしていますが、判決は変わらず。

パール判事は、東京裁判において、
「米国の原爆使用を決定した政策こそが
 ホロコーストに唯一比例する行為」
と糾弾しています。

僕は、原爆投下の罪を公平に
世界に訴えてくれたパール判事に
感謝の気持ちでいっぱいになります。

しかし、現代の日本では
学校の授業で教わることもなく、
こうした事実を知る日本人は
ほんとうに少ないのが残念でなりません。

ちなみに、
第3の原爆投下の可能性も
あったといいます。

候補地は、
小倉市、京都市、新潟市
で、

京都市が有力であったと。

しかし、
日本の降伏によって
この計画はなくなりました。

日本になぜ原爆が
落とされなければならなかったのか。

真相はわかりません。

歴史というのは、
いつの時代も都合よく
塗り替えられてしまうものだし、

権威者によって、都合よく
政治的に利用されてきたものだから。

過去のことは誰もわからない。

でも、
歴史の意味を問うことはできます。

日本が原爆を落とされたことの意味はなにか。

日本が世界で唯一の被爆国である意味はなにか。

歴史の真偽や解釈について
あれこれ議論することも大事ですが、

こうした問いを考えることのほうが
大事だと思います。

現在世界の核兵器の数は
13400あると言われています。

米露に加えて、
中国が軍事大国となり、
軍拡の方向に世界が再び
動いています。

米科学誌「原子力科学者会報(BAS)」が
毎年発表している、

地球滅亡までの時間を示す
世界終末時計は、

残り100秒になったそうです。

このまま軍拡や
核拡散が止まらなければ、
再び大きな世界大戦に
突入していくかもしれません。

日本は戦後、
軍隊を持つことを放棄しているので
堂々と世界に平和を訴えることができます。

震災の際、
暴動が起こらず、
譲り合いと思いやりの文化は
世界からも称賛されました。

新型コロナについていえば、
政府の対策が後手後手でも、

もともと衛生的な国民性のため
欧米のような爆発的なパンデミックも
起こっていません。

日本人はお人好しで、
同調圧力が強く、
流されやすい民族ですが、

いっぽうで、
温厚で、調和的で、
和のこころを持った
民族でもあります。

そんな日本だからこそ
核のない世界を単なる
夢物語ではなく、

現実の世界にしていくために
できることや役割があるのではないかと
思うんですね。

そして、
日本に核が落とされた
歴史の意味とは、

まさに、
ここにあるような気がするのです。

世界で唯一の被爆国であり、
軍隊を放棄した平和を象徴する国であり、
和の精神を持った調和を愛する国である日本は、

平和な世界の実現に向けて、
リーダーとなる資格と力を持った国だと、
僕は思います。



8月6日という日は、
日本人が平和について
向き合うことのできる大切な日
だと思うので、

今日は重たいテーマですが、
平和について書きました。

ここまで読んでくださったあなたは、
日本人としてのアイデンティティや
心を失っていない方だと思います。

1人でも届くとよいなと
思って書いたので、
読んでくれて嬉しくおもいます。

あなたの心のなかに
いつも平和がありますように。

ということで、
本日は以上です。

お読みいただき
ありがとうございました!

金子吉友

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