ヒトラーとディープステートの深い関係:歴史の闇に隠された衝撃の真実

こんにちは、金子吉友です。普段は国際情勢の解説を主に行っていますが、本日は趣向を変え、歴史の深層に迫ってみたいと思います。テーマは「ヒトラーとディープステート(DS)」。この両者の関係性については、メディアが報じることも、教科書が教えることもありませんでした。しかし、この関係性を知らずして、20世紀、そして現代を理解することはできないと私は考えています。

目次

定説への挑戦:ヒトラーは本当に「絶対悪」だったのか?

アドルフ・ヒトラー。その名は史上最悪の独裁者、ホロコーストという未曽有の大虐殺を命じた人物として、歴史に刻まれています。一般的には、彼がユダヤ人絶滅計画の首謀者であり、最悪の指導者であったとされています。この論調に異を唱えようものなら、「歴史修正主義者」のレッテルを貼られ、学術界からも社会からも追放されかねないのが現状です。特にヨーロッパでは、ヒトラーを少しでも肯定的に論じることはタブー視されています。

しかし、本当にそうなのでしょうか?私たちが信じ込まされてきた歴史は、果たして真実の全てを語っているのでしょうか?ホロコーストについても、その規模や実態について様々な議論がありますが、ここでは通説や定説を一度疑い、多角的に検証する姿勢が重要だと申し上げておきます。

戦争への道:ヒトラーはなぜポーランドに侵攻したのか?

一般的に第二次世界大戦は、1939年のドイツによるポーランド侵攻から始まったとされています。しかし、ヒトラーは当初、戦争を望んでいなかった、というのが私の見解です。彼が求めたのは、ドイツ民族の「生存圏(レーベンスラウム)」の確保であり、その対象は東ヨーロッパ、特にソ連でした。

では、なぜポーランドだったのか?背景には、第一次世界大戦後にドイツから割譲されたポーランド回廊(ダンツィヒ自由都市を含む)の問題があります。ヒトラーは、この地のドイツ系住民の保護と、東プロイセンとの陸路連結を求めましたが、ポーランドはこれを拒否。このポーランドの強硬姿勢の裏には、イギリス、フランス、そしてアメリカ(ルーズベルト政権)の後押しがあったとされています。

ヒトラーは、戦争を避けるため、ズデーテン地方併合時と同様に、外交交渉による解決を模索しました。しかし、西側諸国の圧力とポーランドの頑なな態度の前に、最終的に武力侵攻へと踏み切らざるを得なかった、という側面があるのです。独ソ不可侵条約も、西側との交渉が決裂した末の、苦肉の策であったと言えるでしょう。

ディープステートの暗躍:ナチスドイツを支えた国際金融資本

ここからが本題です。ヒトラーとナチスドイツの台頭、そして戦争の拡大の裏には、国際金融資本を中心とした「ディープステート」の存在が見え隠れします。驚くべきことに、ナチスドイツの戦争遂行能力を支えたのは、敵対するはずの西側諸国の企業だったのです。

  • IBM: 同社のパンチカードシステムは、ユダヤ人の識別・管理、強制収容所の運営に不可欠な技術を提供しました。トーマス・ワトソン社長はナチスとズブズブの関係で、ヒトラーから勲章まで授与されています。
  • フォード: ヘンリー・フォードは熱烈なヒトラー支持者であり、同社はナチスドイツに軍用トラックを大量供給しました。ドイツ軍用トラックの3分の2がフォード製だったという説もあります。
  • スタンダード石油(ロックフェラー系): ナチスドイツに石油を供給し続け、その戦争経済を支えました。

これらの企業は、ナチスドイツを支援し、戦争から莫大な利益を得ていました。彼らにとって、イデオロギーや国家間の対立は二の次であり、利益こそが最優先事項だったのです。まさに、ディープステートが戦争を演出し、双方に武器を売りつけて儲けるという構図です。

戦後の「神話」創生:ニュルンベルク裁判と隠蔽された真実

第二次世界大戦後、ニュルンベルク裁判によってナチス戦犯は断罪されました。そして、「ヒトラーとナチスドイツは絶対悪であった」という歴史観が、戦勝国によって世界に広められました。しかし、この裁判は果たして公正だったのでしょうか?

ナチスドイツを裏で支援し、戦争を煽動したディープステートの存在は完全に隠蔽されました。彼らは戦後も何ら責任を問われることなく、どころかさらに影響力を増していくことになります。例えば、ナチスドイツと深く結びついていたドイツの鉄鋼王フリッツ・ティッセンや、ナチスの金庫番と称されたヒャルマル・シャハト、財界の重鎮クルト・フォン・シュレーダーといった人物たちは、戦犯として訴追されることなく、戦後もぬくぬくと生き延びました。

ヒトラーが自殺したとされる1945年4月30日以降も、彼がUボートでアルゼンチンに逃亡し、そこで余生を送ったという説が根強く存在します。最近では、アルゼンチンのミレイ大統領が戦後ナチス高官がアルゼンチンに逃れた事実に関する情報開示を示唆したことも話題となりました。

これらの話の真偽はともかく、重要なのは「公式の歴史」が必ずしも真実を反映しているとは限らない、ということです。ヒトラーを絶対悪として断罪することで、より大きな悪、すなわちディープステートの暗躍が見えにくくなっているのではないでしょうか。

私たちが学ぶべき教訓:歴史は繰り返すのか?

歴史は勝者によって書かれる、とはよく言ったものです。ヒトラーとナチスドイツの物語は、ディープステートがいかに巧みに歴史を操作し、自らの利益のために戦争すら引き起こすかを示す、一つの事例に過ぎないのかもしれません。

現代においても、トランプ前大統領とディープステートの戦い、あるいはプーチン大統領と西側諸国の対立など、表面的には国家間の争いやイデオロギーの対立に見える事象の裏には、常にディープステートの影が見え隠れします。彼らは、私たち大衆をシンプルな善悪二元論の物語に誘導し、真実から目を逸らさせようとします。

金子吉友として、皆さまにお伝えしたいのは、常に疑問を持ち、自らの頭で考えることの重要性です。メディアが流す情報、教科書に書かれていることを鵜呑みにせず、歴史の裏側、そして現代社会の深層に目を向ける勇気を持っていただきたいのです。

ヒトラーという存在は、ディープステートによって「絶対悪」の象徴として祭り上げられました。しかし、そのレッテル貼りの裏で、真の戦争屋、真の搾取者たちは笑みを浮かべていたのです。

歴史は、私たちが思っている以上に複雑で、そして残酷です。しかし、その複雑さと残酷さの中から真実を見抜く努力を続けることこそが、未来をより良いものにするための第一歩だと、私は信じています。

本日は「ヒトラーとディープステート」という、非常にセンシティブなテーマでお話しさせていただきました。この記事が、皆さまが歴史を新たな視点で見つめ直すきっかけとなれば幸いです。

また、以前公開して好評だった「エプスタイン相関図」は、下記よりダウンロード可能です。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
https://be-free777.com/atnsmrdlprsnt

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。
金子吉友

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この記事を書いた人

反グローバリズムの視点で世界情勢を情報分析するリサーチャー。登録者8万人のYouTubeチャンネル『あつまれニュースの森』を運営。

本業だったコンサルタントから徐々に歴史研究にシフトしていく。日々リサーチする中、メディアや歴史が嘘だらけであり、この世界が一部の権力機構によって支配されてきたことに強烈な違和感と憤りを覚えるようになる。

グローバリズムの根源と実態を徹底的に研究。その歴史を旧約聖書まで遡り、現在のいわゆるディープステートのルーツがハザール系とアングロサクソン系の2系統にあることを突き止める。

2021年、YouTubeを開始し、グローバリストのルーツを徹底解剖するオンラインサービス『金子ゼミ』を立ち上げる。

情報発信者としての信条は「左も右もない反グローバリズム・国益第一主義」「不偏不党」。

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