米国は本当にイスラエルの同盟国なのか?──59年隠蔽されたUSSリバティ号事件の真相とマッシー議員の議会告発

こんにちは。金子吉友です。

「あの攻撃はアメリカの船を沈め、全乗組員を殺戮しようとした意図的な行為だったと、私は完全に確信している」──。これは、ある米海軍法務官が宣誓のうえ告発した言葉です。ジョンソン大統領とマクナマラ国防長官は、圧倒的に反対の証拠があるにも関わらず、攻撃を「事故」として処理せよと命じた──。

2026年6月8日、ケンタッキー州のトーマス・マッシー議員が議会で59年間封印されてきた事件を改めて告発しました。それが「USSリバティ号事件」です。同盟国であるはずのイスラエルが、米海軍の艦艇を意図的に攻撃し、34名の米兵を殺害──しかしアメリカ政府はこれを「事故」として処理した。今日はその真相と、私たち日本にとっての「同盟国」という言葉の意味を、構造から読み解いていきます。

目次

トーマス・マッシー議員の議会告発──落選から3週間後の決断

トーマス・マッシー議員の議会告発──落選から3週間後のリバティ号事件再告発

事件の話に入る前に、なぜ今、この59年も前の事件が再び話題になっているのかをお伝えしなければなりません。

ケンタッキー州選出のトーマス・マッシー議員は、エプスタイン文書の透明化法案を提出し全面公開の道筋を作った人物です。ガザ紛争にも明確に反対していました。イスラエルから見れば「厄介な議員」だったわけです。

そのマッシー議員は先日の予備選で、最大のイスラエルロビーであるAIPACが対抗候補に40億円以上もの資金をばらまいたことで、見事に落選させられてしまいました。これは5月29日の配信でお伝えしたAIPACによる選挙工作の典型例です。

そして落選から3週間後の2026年6月8日──マッシー議員は議場に立ち、59年間葬り去られてきたリバティ号事件を改めて告発したのです。X上ではこの件で昨日から話題持ちきりになっており、「アメリカにおいてイスラエルは本当に同盟国なのか」という根本的な問題提起が一斉に行われています。

※参照:Al Jazeera「US congressman demands probe into Israel’s 1967 attack on USS Liberty」 https://www.aljazeera.com/news/2026/6/8/us-congressman-demands-probe-into-israels-1967-attack-on-uss-liberty

USSリバティ号とは──NSAのスパイ船と六日戦争の戦場

USSリバティ号はNSAのスパイ船・45本のアンテナと無武装の構造

事件の舞台は1967年6月、第三次中東戦争(六日戦争)のさなかでした。

エジプトのナセル大統領がシナイ半島に軍を集結させてイスラエルの生命線・チラン海峡を封鎖。これをイスラエルは戦争行為とみなし、6月5日に先制攻撃に出ます。エジプト空軍を地上にいるうちにほぼ壊滅させ、わずか6日間で東エルサレム、ヨルダン川西岸、ゴラン高原を占領しました。

アメリカとソ連の代理対立も絡んだその戦場に、アメリカは一隻の船を送り込んでいた。それがUSSリバティ号です。

  • 役割:偵察艦・スパイ船
  • 運営NSA(国家安全保障局)
  • 特徴:艦上に45本のアンテナ、あらゆる無線通信を傍受
  • 武装:自衛用機銃わずか数門のみ──ほとんど無武装
  • 位置:シナイ半島から10数マイルの地点

乗組員は第6艦隊に「武装した護衛を付けてくれ」と要請していましたが、返事はこうでした。「我々は国際水域にいてアメリカの旗を掲げている。護衛は必要ない」。

さらにペンタゴンは危険を察知し「海岸から100マイル離れろ」と命じていました。ところが当時の通信の混乱でこの命令はリバティ号に届かなかったのです。リバティ号は危険を知らないまま、シナイ半島のわずか10数マイル沖に留まり続けていました。

1967年6月8日 攻撃の時系列──「事故」ではありえない理由

1967年6月8日USSリバティ号攻撃の時系列タイムライン

その日の朝は雲一つない快晴でした。朝のうちからイスラエルの偵察機がリバティ号の上空に何度も現れました。乗組員の証言によれば、その数は12機以上。船の周りをぐるぐると旋回したそうです。

乗組員たちはむしろ安心していました。味方が自分たちをちゃんと認識してくれている──そう思い、新しい大きな星条旗を掲げ直しさえしたそうです。

しかしこの安心ムードは午後2時に容赦なく打ち砕かれます。

14:00──イスラエルのミラージュ戦闘機3機が無警告で急降下攻撃。機銃、ロケット弾が船に叩き込まれました。続いてナパーム弾が投下。船は炎上し、通信用のアンテナが徹底的に破壊されました。救援を求めることもできなくなったのです。

14:30──今度はイスラエル海軍の魚雷艇3隻が接近、魚雷を発射。そのうちの一発がリバティ号の右舷に直撃。12mもの巨大な穴が開き、その区画にいた25名が一瞬で命を落としたのです。

リバティ号は大きな星条旗を掲げていました。イスラエルの戦闘機からそれを目視できなかったはずがありません

そしてここから最も信じがたいことが起こります。沈みかけた船から乗組員が救命ボートを海に下ろしました。するとイスラエルの魚雷艇は──その海に浮かぶ救命ボートに向かって機銃掃射したのです。

75分間の攻撃。終わってみれば34名死亡、171名負傷。乗組員の実に7割が死傷するという惨事でした。アメリカ海軍の艦艇が受けた攻撃として、歴史上最も凄惨なもののひとつだと言われています。

米政府中枢が語った「あれは事故ではない」

米政府中枢の重鎮達が事故ではないと語った証言の数々

生存者だけではなく、事件を知るアメリカ政府の中枢の人間たちが、こぞって「事故」という公式説明を否定しています。実名で挙げていきましょう。

  • ディーン・ラスク当時国務長官:「私はイスラエルの説明に1度も納得しなかった。あの攻撃は意図的なものだった」
  • トーマス・ムーアー大将(統合参謀本部議長):「誤認だったというイスラエルの主張を、私は1度も信じたことがない」
  • リチャード・ヘルムズCIA長官
  • マーシャル・カーターNSA長官:「故意以外の何者でもありえない」

そして決定的なのがジョンソン大統領自身の見解です。攻撃翌日のホワイトハウス会議の議事録には、大統領自身がこれは意図的な攻撃だったと考えていたことが明確に記録されています。攻撃から最初の24時間、大統領は激怒していたとも言われます。つまりこの攻撃は大統領自身も知らなかったということです。

国家の中枢も、秘密文書も、皆「事故ではない」と指し示していた。それなのに公式には「事故」とされた──。

機密文書が示す「故意」の証拠──NSA記録と漏洩した本部音声

NSA機密文書と漏洩した本部音声が示す故意の攻撃

「事故ではない」を裏付ける機密記録が、近年になって次々に公開されています。

NSA国家安全保障局の暗号士の資料にはこう記されています。

> 「イスラエル空軍の本部は、攻撃が始まるおよそ2時間も前に、この船をアメリカ海軍の監視艦リバティGTR-5だと特定していた」

それなのに、その後「目標を抹消せよ」との命令が出され、攻撃が実行されたのです。

さらに決定的なのが、NSAが傍受した攻撃中の無線通信です。

  • パイロット:「これはアメリカの船だ」
  • 作戦室:「命令に従え」
  • パイロット:「星条旗が見える
  • 作戦室:「構うな、攻撃しろ

旗が見えるとパイロット自身が言っているにも関わらず、攻撃しろと命じている。これは何を意味するのか──。

NSA副長官はこう書き残しました。「船もテンナーも旗も鮮明だ。船体番号も全て把握していたのに、エジプトの船だと言い訳をするのは最も非論理的だ」。そしてイスラエルの公式調査を一言、「うまい白塗り(whitewash)」と切り捨てました。

なお、漏洩したイスラエル本部のオーディオ(音声記録)にも、攻撃前にこの船が米艦であることを把握していたことが残っています。音声で記録に残ってしまっているのです。

※参照:Times of Israel「USS Liberty」関連報道 https://www.timesofisrael.com/

核戦争の瀬戸際と「同盟国を困らせない」──17時間放置されたリバティ号

核戦争の瀬戸際とジョンソン大統領の同盟国を困らせない発言と17時間放置

ここからの話は、世界史を変えかねなかった瞬間の記録です。

リバティ号は撃たれながらも、決死の覚悟でSOSを発信することに成功しました。乗組員が撃たれながらアンテナによじ登り、ワイヤーを張ったのです。

そのSOSを、近くの第6艦隊が受信しました。ここから信じがたい事実が起こります。

アメリカは当初、攻撃したのはエジプトだと考えました。空母から報復の戦闘機が発進。しかもその中には核兵器を搭載した爆撃機が含まれていたのです。

その機体はカイロへ向かっていました。リバティ号への報復として、エジプトの首都に核攻撃を仕掛けようとしていた──核戦争が、まさに数分後に迫っていた状況だったわけです。

ところが土壇場でその航空機は呼び戻されました。攻撃したのがエジプトではなくイスラエルだと判明したからです。

マクナマラ国防長官が「今すぐ航空機を呼び戻せ」と命じました。提督はせめて「リバティ号を救助する通常の航空機を出させてくれ」と求めました。しかしワシントンはそれさえ拒否したのです。

伝えられるジョンソン大統領の言葉はこうでした。

> 「船が沈もうが構わない。同盟国イスラエルを困らせはしない」

リバティ号の乗組員たちは、攻撃を受けてから救援が来るまでの17時間、見捨てられ、炎と血の中に放置されたのです。

59年の隠蔽──ワード・ボストン大佐の2004年宣誓告発

ワード・ボストン大佐2004年宣誓告発と59年の隠蔽工作

リバティ号への攻撃は終わりました。しかし本当の戦いはここから始まります──隠蔽です。

アメリカ海軍は査問委員会を立ち上げました。委員長はキット提督。彼は生存者から話を聞いた後、こう言いました。

> 「このことは誰にも話すな。家族にも報道にも」

ある生存者は、救命ボートが機銃掃射されたことなど重大な証言を2時間以上しましたが、後でその多くが記録から消されていたことを知ります。査問報告を精査したメリン・スターリング(後の海軍法務トップ)はこう言っています。「事故という結論を支える証拠を、記録の中にどうしても見つけられなかった」。

そして最大の証拠が、ワード・ボストン大佐の宣誓供述書です。彼はこの査問委員会の主席法務官でした。

長年の沈黙を破って2004年、彼は宣誓の上で告発しました。

> 「あの攻撃はアメリカの船を沈め、全乗組員を殺戮しようとした意図的な行為だったと、私は完全に確信している」 > > 「ジョンソン大統領とマクナマラ国防長官が、圧倒的に反対の証拠があるにも関わらず、誤認による事故と結論付けるよう命じた」

本来半年はかかるはずの調査はわずか1週間で打ち切られました。生存者たちは勲章すら秘密裏に手渡されたそうです。「どこで受け取ったのか、決して誰にも言うな」とまで言われました。

マゴナグル艦長の名誉勲章──アメリカ最高の勲章は、通例ホワイトハウスで大統領が手渡すものです。しかし彼のその勲章は、ワシントンの片隅の海軍施設で海軍長官からひっそりと渡されたそうです。大統領は現れなかったのです。

冒頭で触れたトーマス・マッシー議員は、2026年、このボストン大佐の供述書を議会の公式記録に永久に残すことを求めました。「半世紀の隠蔽を2度となかったことにさせないため」──。

※参照:Wikipedia「USS Liberty incident」 https://en.wikipedia.org/wiki/USS_Liberty_incident

※参照:Boston Declaration(Internet Archive) https://archive.org/details/boston-declaration

動機の3つの仮説──防諜・偽旗・戦争犯罪隠蔽

リバティ号攻撃の動機3つの仮説──防諜・偽旗作戦・戦争犯罪隠蔽

ではなぜイスラエルは同盟国の船を意図的に攻撃したのか。3つの仮説があります。

①防諜説(最有力)

ジャーナリストジェームズ・バンフォードが主張する説です。

リバティ号はイスラエル軍の作戦通信を傍受していました。翌日に予定されていたシリアへの侵攻計画や、戦場での見られたくない行為──たとえばエジプト人捕虜の虐殺──を、アメリカに知られる前に黙らせようとしたという説です。

ただし時系列上の弱点があるとも言われています。

②偽旗作戦説「コードネーム・カイアナド」

英ジャーナリストピーター・ハウナムがBBCのドキュメンタリーで提起した説です。

リバティ号を撃沈し、それをエジプトの仕業に見せかける。そうすればアメリカを対エジプト戦争に引きずり込める、という筋書きです。

マゴナグル艦長自身が晩年こう語ったとされます:「我々はエジプトとソ連のせいにして沈められるはずの実験台モルモットだった」。

この説には、CIAでイスラエルと最も近かった人物──ジェームズ・ジーザス・アングルトンの関与も語られています。これは5月28日の田中角栄ロッキード事件5月27日のJFKファイル公開でも繰り返し名前が出てきた人物です。

ただしこれは陰謀論的な色彩が最も強い説で、確かな証拠はないとも言われます。ただ──イスラエルという国は偽旗作戦を常套手段としてやり続けている国家であることは復習しておきたい点です。

③戦争犯罪隠蔽説・核施設ディモナ説

エジプト人捕虜虐殺の隠蔽説、または核施設ディモナを探られたくなかった説もありますが、これはやや無理があります。

そして公開されたCIA文書には、この攻撃を命じたのはイスラエル国防大臣モシェ・ダヤンだったと記されています。別のイスラエル将軍はこれを「純粋な殺人」と呼んだとも。ただしCIA自身が「情報の正確性は未評価」と注記している点は留保しておきましょう。

イスラエルの公式説明と──漏洩音声の決定的反証

イスラエルは攻撃の48時間以内に謝罪し、遺族や負傷者への賠償として合計で約1,290万ドルを支払いました。説明はこうです。

> 「混乱した戦場でリバティ号をエジプトの輸送船エルクセイル号と見間違えた。レーダーで速度を読み違え敵艦と誤認した。悲劇的な事故である。強力な同盟国を攻撃する戦略的な利益などない」

しかし──冒頭で触れた漏洩したイスラエル本部の音声記録で、攻撃前にこの船が米艦であることを把握していたことが残っています。エジプトの船と誤認したというのは明確な嘘と考えていいでしょう。

NSAが傍受した記録でも、戦闘機に乗っていったパイロットが「これはアメリカの船だ」「星条旗が見える」と言っているにも関わらず、「命令に従え」「構うな、攻撃しろ」と命じている。完全なるフェイクだということが分かります。

そして同盟国に対してこんなことをする──アメリカとエジプトを戦わせるためにリバティ号を犠牲にする偽旗作戦──。これを本当にやろうとしていた可能性が高い、と私は見ています。断言はしません。しかしこの国だったらやるだろうと、これまでの歴史を知る者なら誰もがそう思うはずです。

9.11の構造との類似──「自分たちは手を出さず、他者を動かす」

9.11テロとリバティ号事件の構造類似──「自分たちは手を出さず他者を動かす」

「同盟国がそんなことをするはずがない」と感じる方もいるでしょう。しかしそれは、イスラエルが過去にやってきたことをただ知らないだけなのです。

たとえば9月11日のテロ──これも偽旗とまでは言いませんが、アメリカの国内でアルカイダがテロをするということは事前に把握されていたのです。大統領まで分かっていた。しかしそれを敢えて止めず、やらせた構図がある。そして証拠を隠滅した。

5月22日のイスラエル・ロビーの実態から始まって、5月29日のAIPAC弱体化の兆候5月31日の米軍イスラエル軍融合(NDAA第224条)6月1日のポラード「次はトルコ」6月7日のNYT盗聴スクープ6月9日の米メディアに潜むイスラエル諜報員──これらの配信で見えてきたものは全て同じ構造でした。

イスラエルの絡み方は非常に巧妙です。自分たちは自ら手を出さない。周りを動かす。そして繋がっているアメリカの情報機関の人間たちを動かす──。リバティ号事件は、その「巧妙な構造」の歴史的原点のひとつだと言えるでしょう。

まとめ──「同盟国」とは何か、私たち日本も問わなければならない

日本も同盟国とは何かを問わなければならない──真の独立、真の主権とは

トーマス・マッシー議員がこのタイミングで59年前のリバティ号事件を告発した意味は重いと思います。AIPACの巨額の資金によって議席を追われたばかりの彼が、残りわずかな任期で最後に選んだのが、「同盟国であるはずのイスラエルがアメリカ兵を殺害し、それが隠蔽された」事件の再告発だった。

予想通り、彼は激しく批判されました。ADL(名誉毀損防止同盟)は、リバティ号への故意の攻撃説そのものを「反ユダヤ主義の紋切り型」だと真っ向から否定しています。

しかし──これは反ユダヤではありません。イスラエルという国家がやったことです。なぜそれが「ユダヤ人差別」に結び付くのでしょうか。事実じゃないですか。アメリカの船だと分かっていながらパイロットが「アメリカの船だ」「旗が見える」と言っていた。それでも「構うな、撃て」と命じた──これが誰の命令か、という話なのです。

そしてここから、私たち日本人が問わなければならないことがあります。

「日本にとっての同盟国」──多くの人が真っ先に思い浮かべるのはアメリカでしょう。しかし、ここまで日本の国富を消尽させてきた国が、本当に同盟国でしょうか。ヴァンパイアのように日本の金を吸い続けてきた国が、本当に同盟でしょうか。

5月27日の配信でお伝えしたCIA→自民党資金提供の構造5月28日の田中角栄ロッキード事件──自民党という政党自体が、アメリカによってコントロール・支配されていることが、JFKファイル公開によってもう明らかになっています。岸信介に湯水のように資金が注ぎ込まれ、吉田茂はアメリカの傀儡だった。それが合わさって出来上がったのが自由民主党です。

「核の傘」という幻想を、今日も外務省は国民に騙し込み続けています。核を持っている中国と本気でアメリカが戦うと思いますか。外務省のトップで「核の傘がある」なんて本気で思っている人間はいないでしょう。

日米関係を本当の意味で同盟関係にするのなら、密約を廃止し、日米関係を再構築するべきです。

ニューヨーク・タイムズが報じたイスラエルの米和平交渉者盗聴。国防総省による「CRITICAL」指定。今回のマッシー議員によるリバティ号事件再告発。米メディアに潜むユニット8200出身のジャーナリストたち──。これらは別々の事件ではありません。世界最強であるはずの国家の安全保障の中枢が、特定の外国の影響力に、深く、深く絡め取られている、という同じ一つの構造を、別の角度から見ているにすぎません。

そして私たち日本は、その絡め取られたアメリカに、安全保障のすべてを預けたまま。真の独立とは、真の主権とは、何か。今日も、その問いに帰ってきます。

イスラエルの本質がここまで炙り出されてきたことは過去にありません。X上で若い世代が呆れ、愛想を尽かしている。「もうイスラエルの肩を持つのはやめてやれ」という声が、ユダヤ系の人々の中からも出始めています。「反ユダヤ」のレッテルで言論を封殺してきた時代が、終わりつつあるのです。

リバティ号事件をAIで調べてみてください。1分でも構いません。そこから見えてくる景色が、私たちの世界観を確実に揺さぶります。

ここまでお読みくださりありがとうございます。また次の記事でお目にかかりましょう。

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今回の内容をさらに詳しく解説した動画は、私のYouTubeチャンネルで公開しています。ぜひご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q1:USSリバティ号事件は本当にイスラエルの意図的な攻撃だったのか? NSAが傍受した攻撃中の無線通信、漏洩したイスラエル本部音声、攻撃2時間前の艦船特定記録、そして海軍査問委員会主席法務官ワード・ボストン大佐の2004年宣誓供述──これらが「事故ではない」ことを示しています。ただしイスラエル政府は今もこれを「friendly fire(誤射)」と主張しています。

Q2:なぜアメリカ政府はこの事件を「事故」として処理したのか? ジョンソン大統領の「船が沈もうが構わない、同盟国イスラエルを困らせはしない」という発言が伝えられています。AIPACの政治的影響力、米イスラエルの諜報協定(JJアングルトンが1950年代に築いた)の存在、地政学的配慮──これらが背景とされています。

Q3:トーマス・マッシー議員はどんな政治家か? ケンタッキー州選出の共和党議員で、エプスタイン文書透明化法案を提出、ガザ紛争に反対するなど、イスラエル・ロビーから「厄介な議員」と見なされてきました。AIPACが対抗候補に40億円以上投じた選挙工作で予備選敗北。その3週間後の2026年6月8日に議会でリバティ号事件を告発しました。

Q4:日本にとってこの事件は何を意味するか? 「同盟国とは何か」という根本的な問いを突きつけます。アメリカがイスラエルに諜報・メディア・テック企業まで浸透されている構造を踏まえれば、その絡め取られたアメリカに安全保障のすべてを預ける日本の現状は深刻です。「核の傘」も外務省のレトリックに過ぎないという指摘もあります。

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この記事を書いた人

反グローバリズムの視点で世界情勢を情報分析するリサーチャー。登録者8万人のYouTubeチャンネル『あつまれニュースの森』を運営。

本業だったコンサルタントから徐々に歴史研究にシフトしていく。日々リサーチする中、メディアや歴史が嘘だらけであり、この世界が一部の権力機構によって支配されてきたことに強烈な違和感と憤りを覚えるようになる。

グローバリズムの根源と実態を徹底的に研究。その歴史を旧約聖書まで遡り、現在のいわゆるディープステートのルーツがハザール系とアングロサクソン系の2系統にあることを突き止める。

2021年、YouTubeを開始し、グローバリストのルーツを徹底解剖するオンラインサービス『金子ゼミ』を立ち上げる。

情報発信者としての信条は「左も右もない反グローバリズム・国益第一主義」「不偏不党」。

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