こんにちは。金子吉友です。このブログでは、動画でお伝えしきれなかった情報や、さらに深掘りした分析をお届けしています。
さて、先日の記事では、国民民主党の玉木雄一郎代表が、実は「バリバリのグローバリスト代理人」である可能性についてお話ししました。今回はその続編として、玉木氏の人的ネットワークをさらに詳しく掘り下げ、彼がいかにグローバリストと深く結びついているのか、具体的な証拠を交えながら解説していきたいと思います。
玉木雄一郎氏とジョセフ・ナイ氏:ハーバード留学時代の恩師との繋がり
まず押さえておきたいのが、玉木氏とジョセフ・ナイ元米国防次官補との関係です。ナイ氏はクリントン政権時代に国務次官補を務め、「ジャパン・ハンドラー」として日本の政策に大きな影響力を持ってきた人物です。先月5月6日に逝去されましたが、その影響力は計り知れません。
玉木氏は1995年から97年にかけて、アメリカのハーバード大学ケネディスクールに留学していました。この時の恩師こそが、ジョセフ・ナイ氏だったのです。玉木氏自身の公式ホームページにも、ナイ氏から卒業証書を受け取っている写真が掲載されており、その師弟関係の深さが伺えます。
ナイ氏は、いわゆる「アーミテージ・ナイ・リポート」に名を連ねる人物であり、日本に対して様々な要求を突きつけてきたグローバリストの重鎮の一人です。このような人物が恩師であるという事実は、玉木氏の思想形成やその後の活動に大きな影響を与えたと考えるのが自然でしょう。
グローバリストの拠点CSISと玉木氏のネットワークが示すもの
ジョセフ・ナイ氏は、ネオコン系のシンクタンクであるCSIS(戦略国際問題研究所)の理事も務めていました。CSISは、米国の外交政策に強い影響力を持つ組織であり、多くのグローバリストが関与しています。
例えば、CSISの日本部長を務め、後に上級顧問となったマイケル・グリーン氏は、安倍晋三元首相とも非常に親密な関係にありました。彼は「ジャパン・ハンドラー」の代表格であり、日本の政治・外交に深く関与してきた人物です。玉木氏の恩師であるナイ氏がCSISの理事であったこと、そしてCSISが日本の政治に深く関わっているという事実は、玉木氏のネットワークを理解する上で非常に重要です。
過去には、橋本徹元大阪市長や安倍晋三元首相もCSISで講演を行っており、CSISが日本の政治家にとって無視できない存在であることがわかります。
日本財団・東京財団:玉木雄一郎氏を支える資金源と人脈の闇
玉木氏の背後には、さらに巨大な組織の影が見え隠れします。それが、日本財団と、その傘下にあるシンクタンク「東京財団」です。
日本財団は、笹川良一氏によって設立された笹川平和財団が母体となっています。そして、玉木氏は過去にこの東京財団の研究員だった時期があるのです。東京財団の元理事長には、小泉政権下で郵政民営化などを推し進めた竹中平蔵氏が名を連ねていました。竹中氏もまた、グローバリストの代理人として日本の国富を切り売りしてきたと批判の多い人物です。
さらに注目すべきは、笹川良一氏の息子であり、現在、東京財団の顧問や日本財団の会長を務める笹川陽平氏の存在です。笹川陽平氏は、歴代の日本の首相に極めて強い影響力を持つ実力者とされ、自身の別荘には安倍晋三氏、森喜朗氏、小泉純一郎氏、そして岸田文雄氏といった錚々たる顔ぶれが集っていたと言われています。まさに日本の「影のフィクサー」とも呼べる人物でしょう。
この笹川家と日本の保守本流との繋がりは深く、笹川良一氏は満州のアヘン利権に関与し、CIAのエージェントであったことを公言していた人物です。そして、A級戦犯容疑者であった岸信介元首相(安倍晋三氏の祖父)とも深い関係にありました。岸信介氏と笹川良一氏は、韓国の文鮮明氏が創設した統一教会を日本に持ち込み、反共産主義の砦として利用した中心人物でもあります。
統一教会は、政治団体「国際勝共連合」を通じて自民党と深く結びつき、資金提供や選挙協力を通じて日本の政治に大きな影響力を行使してきました。自民党がCIAや統一教会からの資金力、集票力を背景に長期政権を維持できたことは、公然の秘密です。
このように、玉木氏が研究員として籍を置いていた東京財団、そしてその母体である日本財団は、日本の裏社会やグローバリストと深く繋がる笹川家が牛耳る組織なのです。この人的ネットワークは、玉木氏の政治活動を理解する上で決して無視できません。
ダボス会議の深層:玉木雄一郎氏がグローバリストに選ばれた理由
玉木氏は、今年(動画公開当時)のダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)に正式に招待されています。そして、会議の場ではファイザー製薬やノバルティスファーマといった巨大製薬企業(ビッグファーマ)の社長や副社長らと直々に面会し、「日本の薬価が低いから上げてほしい、さもなくば投資できない」「良い癌の薬がある」といった要求を受けていたことを、後にライブ配信で自慢げに語っていました。
ダボス会議は、グローバリストたちが集い、世界の方向性を決定するとされる重要な会議です。そこに玉木氏が招待されたということは、彼らが玉木氏を「育てがいのある、使い勝手の良い代理人」と見なしている証左と言えるでしょう。
そして、このダボス会議の日本の出席者を決定する上で大きな影響力を持つのが、何を隠そう竹中平蔵氏なのです。竹中氏はダボス会議の評議員を務めており、彼のお眼鏡にかなった人物が日本代表として選ばれる構図があります。竹中氏のようなグローバリストの代理人が、長年にわたり日本の代表選出に関与していること自体が、日本の国益を損なう異常事態と言わざるを得ません。
グローバリストの「代理人」候補たち:小泉進次郎氏、河野太郎氏、小池百合子氏
玉木氏以外にも、グローバリストの代理人として活動している、あるいはその候補と目される政治家は少なくありません。
小泉進次郎氏は、コロンビア大学大学院に留学していました。その際の指導教官は、ジャパン・ハンドラーでありCIAのアセット(情報提供者)、そして東京財団の上級研究員でもあったジェラルド・カーティス教授です。さらに、小泉氏のメンター的存在だったのが、CSISのマイケル・グリーン氏であり、小泉氏はCSISの非常勤研究員も務めていました。彼の経歴は、まさにグローバリストに育てられたエリートそのものです。留学の経緯も、父親である小泉純一郎元首相の力添えがあった「裏口入学」との見方が自然でしょう。
河野太郎氏も、米ジョージタウン大学に留学し、ネオコンの重鎮であり元国務長官のマデレーン・オルブライト氏に師事していました。オルブライト氏はユーゴスラビア爆撃を推進した人物としても知られています。河野氏もまたCSISと密接な関係にあり、グローバリストとの繋がりが深い政治家の一人です。
小池百合子東京都知事も、東京財団系、日本財団系の人脈と深く繋がっています。日本財団の笹川孝氏(笹川陽平氏の兄弟)が小池氏の応援演説に駆けつけていることからも、その関係性が伺えます。
玉木雄一郎氏と小池百合子氏が一時期「希望の党」で行動を共にしていたことは記憶に新しいですが、これも彼らが同じ日本財団・笹川ライン上にいることを考えれば、決して偶然ではないでしょう。
政界再編のシナリオとグローバリストの意図:日本財団・CSISラインの危険性
ここまで見てきたように、自民党、日本維新の会、そして玉木雄一郎氏率いる国民民主党、さらには小池百合子氏周辺は、日本財団やCSISといったグローバリストの息のかかった組織や人脈で繋がっています。
現在、公明党の支持率が低下傾向にある中、グローバリストたちは新たな連立政権の形を模索している可能性があります。それは、自民党が公明党を切り、代わりに日本維新の会と国民民主党を取り込む「自国維」連立政権のような形です。
これらの政党は、表向きは異なる政策を掲げていても、根底ではグローバリストの意向に沿った動きをする可能性が極めて高いと言えます。彼らにとって、日本の国益よりもグローバリストの利益が優先されるのです。
まとめ:玉木雄一郎氏とグローバリストの危険な関係
玉木雄一郎氏の人的ネットワークは、想像以上に深く、そして危険な形でグローバリストと結びついています。ハーバード大学でのジョセフ・ナイ氏との師弟関係、CSISとの繋がり、そして日本財団・東京財団という笹川家の影響下にある組織との関係。これらは全て、玉木氏がグローバリストにとって都合の良い「代理人」であることを示唆しています。
メディアが玉木氏や国民民主党に対して比較的甘い報道姿勢を取るのも、その背後にいるグローバリストの「幕」が張られているからかもしれません。「玉木は叩くな、いじめの対象にするな」というお達しが出ているのではないでしょうか。
このような人物が日本のトップに立つようなことがあれば、日本の富はますます海外に流出し、国家の主権はさらに侵食されることになるでしょう。
私たちは、政治家の表面的な言動だけでなく、その背後にある人的ネットワークや資金源を注意深く見ていく必要があります。そして、真に日本の国益を考えて行動する政治家を選び、支えていくことが、グローバリズムの侵攻から日本を守るために不可欠です。
今後も、このチャンネルとブログでは、グローバリズムの危険性と、それに対抗するための情報を発信し続けてまいります。ぜひ、チャンネル登録とブログのチェックをよろしくお願いいたします。
最後までお読み頂きありがとうございました。また次回お会いしましょう。
金子吉友