玉木雄一郎と日本の闇!満州地下人脈•CIA•自民党との繫りを徹底解説

こんにちは、金子吉友です。
いつも私のブログをお読みいただき、ありがとうございます。このブログでは、反グローバリズムの視点から、様々な国際情勢や国内の政治経済の深層に切り込んで解説しています。

さて、ここのところ国民民主党の玉木雄一郎代表とグローバリストとの繋がり、特にその人的ネットワークについて深掘りしてまいりました。玉木氏がハーバード大学ケネディスクール留学時代にジョセフ・ナイ氏(元米国防次官補、ジャパンハンドラーとして知られる)と師弟関係にあったこと、そして昨年末にはダボス会議(世界経済フォーラム)の総長と面会し、今年1月にはダボス会議に招待されていた事実など、その繋がりは決して浅いものではありません。

そして、玉木氏が過去に、竹中平蔵氏が理事長を務めていた「東京財団」の研究員であったという経歴も、見逃せないポイントです。この東京財団は、日本財団(旧・日本船舶振興会、笹川良一氏が創設)の系列シンクタンクであり、その源流を辿ると、さらに根深い日本の闇へと繋がっていきます。

本日は、玉木雄一郎氏と自民党のルーツ、そして日本の戦後史を語る上で欠かせない「満州地下人脈」との驚くべき関連性について、詳しくお話ししていきたいと思います。これは単なる過去の話ではなく、現代日本の政治構造にも深く影響を与えている、非常に重要なテーマです。

目次

自民党の源流「満州地下人脈」とは何か?

まず、「満州地下人脈」とは一体何なのか、その歴史的背景からご説明しましょう。

これは、日本が中国大陸、特に満州国で影響力を持っていた時代、具体的には第二次世界大戦前後に形成された、ある種の人的ネットワーク、あるいは利権共同体を指します。当時の日本は、戦費調達の一環として、満州でアヘンの密売を行っていました。このアヘン利権の中心人物として知られるのが、**里見甫(さとみはじめ)**という人物です。

里見甫は、表向きはジャーナリストや実業家として活動していましたが、その実態は満州におけるアヘン取引を牛耳り、莫大な資金を動かしていたフィクサーでした。この里見甫を中心に、岸信介(後の首相、安倍晋三元首相の祖父)、笹川良一(日本船舶振興会初代会長)、児玉誉士夫(戦後最大のフィクサーの一人)といった、戦後の日本を裏から動かすことになる大物たちが繋がっていたのです。彼らは「満州人脈」とも呼ばれ、戦後日本の保守政界、財界、さらには裏社会に至るまで、絶大な影響力を持つに至りました。

この満州地下人脈が調達した資金は、アヘンだけではありませんでした。「ゴールデンリリー(金の百合)」と呼ばれる、日本軍がアジア各地から略奪したとされる莫大な財宝も、彼らの資金源の一つであったと言われています。

CIAの資金援助と自民党の誕生・肥大化

戦後、この満州地下人脈は、冷戦構造の中でアメリカの諜報機関CIAと深く結びつきます。A級戦犯容疑者として巣鴨プリズンに収容されていた岸信介や児玉誉士夫らは、CIAとの取引によって釈放されたと言われています。その取引とは、彼らが持つ莫大な「闇資金」と、日本国内における反共産主義勢力としての役割でした。

CIAは、日本を反共の砦とするため、岸信介らを通じて自民党に巨額の資金援助を行いました。これにより、自民党は急速に勢力を拡大し、長期政権を築く礎となったのです。つまり、自民党の誕生と発展の裏には、満州地下人脈が築いた闇資金と、CIAの戦略があったと言えるでしょう。

さらに、この流れの中で「統一教会(現・世界平和統一家庭連合)」も日本に進出し、政治団体「国際勝共連合」を組織。自民党の選挙活動を強力に支援することで、政界への影響力を強めていきました。笹川良一氏や岸信介氏は、この統一教会の日本における活動を後押しした主要人物としても知られています。

日本財団、東京財団、そして笹川・岸の系譜

笹川良一氏が創設した日本船舶振興会(現・日本財団)は、競艇の収益を元に莫大な資金力を持ち、様々な公益事業を行っています。その傘下にあるのが、先ほど触れた「東京財団」です。竹中平蔵氏が理事長を務め、小泉政権時代には民営化などの政策立案に深く関与しました。この東京財団もまた、満州地下人脈から続く「親米保守」「反共産主義」という思想的潮流を受け継いでいると言えるでしょう。

岸信介氏の孫である安倍晋三元首相も、この系譜に連なる人物です。地盤、看板、そして莫大な資金力を受け継ぎ、長期政権を担いました。

玉木雄一郎氏と満州地下人脈の「再接続」

さて、ここで話は玉木雄一郎氏に戻ります。
玉木氏は、ハーバード大学ケネディスクールでグローバリストとしての教育を受け、帰国後は財務官僚を経て政界入りしました。しかし、彼が政治家として活動する中で、落選していた時期に籍を置いていたのが、何を隠そう、この「東京財団」の研究員だったのです。

彼の公式プロフィールからは現在削除されているようですが、ネット上にはその記録がタトゥーのように残っています。東京財団が、満州地下人脈の源流を持つ笹川良一氏創設の日本財団系列であり、岸信介氏の系譜とも繋がる竹中平蔵氏が中枢にいたことを考えると、これは偶然とは言えません。

玉木氏がグローバリストとしての素養をジョセフ・ナイ氏から学び、さらに日本の保守本流、あるいはその裏面史とも言える満州地下人脈の系譜に連なる組織と接点を持っていた。これは、彼が日本の政治においてどのような役割を期待されているのか、あるいは果たそうとしているのかを考える上で、非常に重要な示唆を与えてくれます。

維新の会もまた満州地下人脈の系譜

余談になりますが、日本維新の会についても触れておきましょう。
維新の会の創設者の一人である松井一郎氏の父親、松井良夫氏は、笹川良一氏のお抱え運転手を務めていた人物です。笹川氏が所有する競艇場の電気工事を一手に引き受けることで莫大な富を築き、大阪府議会議長にまで上り詰めたと言われています。

松井一郎氏はその地盤と資金力を引き継ぎ、橋本徹氏を担いで大阪維新の会を立ち上げ、後に国政政党「日本維新の会」へと発展させました。自民党から分派した形をとっていますが、その源流には笹川良一氏、つまり満州地下人脈との繋がりが見え隠れします。思想的にも親米保守であり、自民党と是々非々の関係を保ちつつも、根底では通底するものがあるのかもしれません。

玉木氏のダボス会議出席の背景と現代への影響

昨年末、玉木氏がダボス会議の総長と面会し、今年1月にダボス会議に招待された背景には、竹中平蔵氏の存在があったと私は推測しています。竹中氏はダボス会議の評議員を務めており、玉木氏を「将来の総理候補」として推薦したのではないでしょうか。

そして、ダボス会議に出席した玉木氏は、ファイザー製薬の副社長らと面会し、「日本の薬価が低すぎる。これでは投資できない」といった趣旨の売り込みを受けたと、自身のライブ配信で語っていました。これは、グローバル製薬企業の意向を日本政府に伝える役割を、玉木氏が担わされている可能性を示唆しています。

満州地下人脈が築いた資金と人脈は、CIA、自民党、統一教会、そして日本財団や東京財団といった組織を通じて、現代日本の政治経済に依然として大きな影響力を行使している。そして、玉木雄一郎氏もまた、知ってか知らずか、その大きな流れの中に組み込まれているのです。

まとめ

本日は、玉木雄一郎氏の背後に見え隠れする日本の闇、すなわち「満州地下人脈」と自民党、CIA、統一教会、そしてグローバリストとの複雑な関係性について解説してまいりました。

これらの事実は、私たちが普段目にする報道だけでは決して見えてこない、日本の政治の深層です。満州地下人脈から続く流れは、自民党だけでなく、維新の会や国民民主党といった野党にも影響を及ぼし、日本の「親米保守」という大きな枠組みの中で、国民不在の政治が展開されている可能性を示唆しています。

今後、玉木雄一郎氏がどのような政治的選択をしていくのか、そして日本の未来がどこへ向かうのか。私たちは、歴史の教訓を踏まえ、より注意深く見守っていく必要があるでしょう。

本日も最後までご視聴いただき、ありがとうございました。
また次回のブログ玉木雄一郎, 満州地下人脈, CIA, 自民党, グローバリズム, 日本の闇, 笹川良一, 岸信介, 東京財団, 日本財団, 統一教会, 世界経済フォーラム, ダボス会議, ジョセフ・ナイ, 竹中平蔵, 国民民主党, 日本維新の会, 戦後史, アヘン利権, 親米保守でお会いしましょう。

金子吉友

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この記事を書いた人

反グローバリズムの視点で世界情勢を情報分析するリサーチャー。登録者8万人のYouTubeチャンネル『あつまれニュースの森』を運営。

本業だったコンサルタントから徐々に歴史研究にシフトしていく。日々リサーチする中、メディアや歴史が嘘だらけであり、この世界が一部の権力機構によって支配されてきたことに強烈な違和感と憤りを覚えるようになる。

グローバリズムの根源と実態を徹底的に研究。その歴史を旧約聖書まで遡り、現在のいわゆるディープステートのルーツがハザール系とアングロサクソン系の2系統にあることを突き止める。

2021年、YouTubeを開始し、グローバリストのルーツを徹底解剖するオンラインサービス『金子ゼミ』を立ち上げる。

情報発信者としての信条は「左も右もない反グローバリズム・国益第一主義」「不偏不党」。

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