ドイツ新首相メルツ氏の衝撃的背景!グローバリストの操り人形か?その真相に迫る

こんにちは、金子吉友です。このブログでは、反グローバリズムの視点から複雑な国際情勢を読み解いています。さて、本日はドイツの政局に大きな動きがありましたので、その深層を徹底的に解説していきたいと思います。テーマは「ドイツ新首相はグローバリストの代理人」です。この言葉だけを聞くと、陰謀論のように聞こえるかもしれませんが、掘り下げていくと驚くべき事実が浮かび上がってきます。

目次

ドイツ新首相誕生の経緯 – 波乱含みの船出

まず、5/6、ドイツで新しい首相が誕生したことをご報告します。自由党と保守党(CDU/CSU)による連立政権が樹立され、その首相候補として選出されたのが、フリードリヒ・メルツ氏です。

しかし、この首相選出は決して順風満帆なものではありませんでした。第1回の投票では、なんとメルツ氏は過半数を獲得できず、首相の座が危ぶまれる事態となったのです。これは、政権運営の先行きに暗雲が立ち込めるような、波乱含みのスタートと言えるでしょう。

結局、同日に行われた第2回投票で、かろうじて過半数を確保し、メルツ氏は首相に選出されました。しかし、この「かろうじて」という点が、今後のドイツ政治を読み解く上で重要な伏線となるのです。

メルツ新首相と「ブラックロック」 – 見過ごせない繋がり

さて、このフリードリヒ・メルツ氏とは一体どのような人物なのでしょうか。彼の経歴を調べていくと、非常に興味深い事実が明らかになります。

メルツ氏は、過去に世界最大の資産運用会社である「ブラックロック」のドイツ支部の監査役を務めていたという経歴を持っています。

ブラックロックと聞いてピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、この企業は世界の金融市場に絶大な影響力を持つ巨大企業です。その運用資産額は国家予算をはるかに超える規模であり、各国の主要企業の大株主として名を連ねています。つまり、ブラックロックの意向は、世界経済の動向を左右すると言っても過言ではないのです。

このような巨大金融機関の、しかもドイツにおける重要ポストである監査役をメルツ氏が務めていたという事実は、決して軽視できません。これは単なる偶然なのでしょうか?それとも、もっと深い繋がりがあるのでしょうか?

私は、メルツ氏とブラックロック、そしてその背後にいるグローバリストたちとの間には、切っても切れない深い関係があると見ています。彼は、まさにグローバリストの代理人として、ドイツの舵取りを任されたのではないでしょうか。

メルツ氏の華麗なる経歴 – グローバリストとしての軌跡

ここで、メルツ氏のこれまでの歩みをもう少し詳しく見ていきましょう。

  • 学生時代~弁護士時代: メルツ氏は学生時代からCDU(キリスト教民主同盟)に入党しており、早くから政治への関心を示していました。その後、司法試験に合格し、弁護士として活動を開始します。
  • 政界への進出と一時的な引退: 1989年には欧州議会議員に選出され、本格的に政治家としてのキャリアをスタートさせます。その後、ドイツ連邦議会議員も務めますが、元ドイツ首相であるアンゲラ・メルケル氏との権力闘争に敗れた結果、2009年に一時政界から身を引くことになります。
  • 金融業界での暗躍 – 国際金融機関との蜜月: 政界を離れていた時期、メルツ氏は弁護士業務の傍ら、驚くべき活動を行っていました。香港上海銀行(HSBC)、アクサ生命、ドイツのコメルツ銀行といった名だたる国際金融機関、そして先述のブラックロックドイツ支部の役員や監査役を歴任していたのです。この期間に、彼は莫大な富を築き上げ、いわゆる「ミリオネア」の仲間入りを果たしたと言われています。これは、彼が単なる法律家ではなく、国際金融資本と深く結びついた人物であることを明確に示しています。まさに、正真正銘のグローバリストとしての顔を隠そうともしていません。
  • 政界復帰、そして首相へ: そして2021年10月、メルツ氏は突如として政界に復帰します。その動きは非常に迅速で、復帰後わずか2ヶ月後の2022年1月にはCDUの党首に選出され、そして今回、ドイツの首相の座に就いたのです。このスピード出世の裏には、一体どのような力が働いていたのでしょうか?

政界復帰から首相就任までの「不自然なスピード」

メルツ氏の政界復帰から首相就任までの期間の短さは、注目に値します。2009年に一度政界を引退した人物が、約12年ぶりに復帰し、わずか数ヶ月で党首となり、そして首相になる。これは、通常の政治プロセスでは考えにくいことです。

この「不自然なスピード」の背景には、やはりグローバリストたちからの絶大な支援があったと考えるのが自然でしょう。金銭的な支援はもちろんのこと、メディア戦略、党内工作など、あらゆる面で強力なバックアップがあったのではないでしょうか。

実際、メルツ氏は政界引退前にも党首選に何度か挑戦していますが、その時は敗れています。しかし、ブラックロックなどの国際金融資本との関係を深め、十分な「お墨付き」を得て政界に復帰した途端、あれよあれよという間に頂点に上り詰めたのです。

これは、彼が個人の力量だけで勝ち取った地位ではなく、**グローバリスト勢力が彼を首相の座に「据えた」**と見るべきではないでしょうか。

メルツ政権下のドイツ – ウクライナ支援強化とNATOの変質

では、グローバリストの代理人とも言えるメルツ氏が首相となったドイツは、今後どのような方向に進むのでしょうか。

まず注目されるのが、ウクライナへの姿勢です。メルツ氏はかねてよりウクライナの強力な支持者として知られており、ドイツが誇る長距離巡航ミサイル「タウルス」のウクライナへの供与を強く主張してきた人物です。

彼が首相になったことで、ドイツのウクライナへの軍事支援はさらに強化されることが予想されます。これは、停戦や和平交渉の動きに水を差すことになりかねず、紛争の長期化を招く危険性を孕んでいます。

また、NATO(北大西洋条約機構)におけるドイツの役割も変化する可能性があります。アメリカがNATOから距離を置きつつある中で、ドイツがNATOの中心的な役割を担い、軍事費を大幅に増額していくシナリオが考えられます。メルツ政権は、そのための「駒」として動くのかもしれません。

つまり、メルツ政権下のドイツは、グローバリストが望む国際秩序の形成に向けて、より一層積極的に関与していくことになるでしょう。これは、ドイツ国民の意思とはかけ離れたところで、国の方向性が決定されていく危険性を示唆しています。

ドイツ国内の複雑な政治状況 – なぜAfDとの連立はあり得ないのか

ここで、ドイツ国内の政治状況にも目を向けてみましょう。現在、ドイツでは反グローバリズムを掲げる政党「AfD(ドイツのための選択肢)」が支持を伸ばし、世論調査では第1位に躍り出るなど、大きな存在感を示しています。

本来であれば、同じ保守系のCDUはAfDと連立を組むことで、より安定した政権を築けるはずです。しかし、実際にはCDUはAfDとの協力を頑なに拒否し、むしろ正反対の政策を持つ左派系のSPD(社会民主党)と手を組むという、異例の選択をしました。

なぜこのような事態になっているのでしょうか?

それは、AfDが「極右」「過激派」というレッテルを貼られ、ドイツの主要政党から「ファイヤーウォール(防火壁)」によって徹底的に排除されているからです。AfDと協力することは、ドイツ政界におけるタブーとされているのです。

この「ファイヤーウォール」こそが、グローバリストたちが自らにとって都合の悪い勢力を封じ込めるための巧妙な仕掛けであると私は考えています。国民の間でAfDへの支持が高まっているにもかかわらず、その声は政治に反映されにくい構造になっているのです。

異例の大連立政権の行方 – 短命に終わる可能性も

結果として、CDUはイデオロギーの異なるSPDと連立を組むことになりました。これは、日本の政治で例えるならば、自民党と立憲民主党が連立政権を組むようなものであり、政策面での一致点を見出すことは極めて困難です。

このような無理のある連立政権は、内輪揉めが絶えず、安定した政権運営は期待できません。とりあえず形だけは作ったものの、いつ崩壊してもおかしくない、非常に脆い基盤の上に成り立っていると言えるでしょう。

私は、このメルツ政権は短命に終わる可能性が高いと見ています。そして、政局の混乱が続く中で、グローバリストたちはさらなる影響力を行使し、ドイツを自分たちの望む方向に導こうとするでしょう。

まとめ – ドイツ新首相誕生の裏に潜むグローバリストの影

今回のドイツ新首相誕生のニュースは、単なる一国のリーダー交代劇として片付けられるものではありません。その背後には、世界最大の資産運用会社ブラックロックとの深い繋がり、そしてグローバリストたちの巧妙な戦略が見え隠れしています。

フリードリヒ・メルツ氏の経歴、政界復帰から首相就任までの不自然なスピード、そして今後のドイツが進むであろう方向性を総合的に考えると、彼が**グローバリストの強力な支援を受けて誕生した「代理人」**であるという疑念は、ますます深まります。

私たち日本人も、このドイツの事例を他人事として捉えるのではなく、自国の政治や国際情勢を注意深く観察し、メディアの情報に流されることなく、自らの頭で考えることの重要性を再認識する必要があります。

今後のドイツの動向、そしてメルツ政権がどのような政策を打ち出していくのか、引き続き注視していきたいと思います。

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。

金子吉友

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この記事を書いた人

反グローバリズムの視点で世界情勢を情報分析するリサーチャー。登録者8万人のYouTubeチャンネル『あつまれニュースの森』を運営。

本業だったコンサルタントから徐々に歴史研究にシフトしていく。日々リサーチする中、メディアや歴史が嘘だらけであり、この世界が一部の権力機構によって支配されてきたことに強烈な違和感と憤りを覚えるようになる。

グローバリズムの根源と実態を徹底的に研究。その歴史を旧約聖書まで遡り、現在のいわゆるディープステートのルーツがハザール系とアングロサクソン系の2系統にあることを突き止める。

2021年、YouTubeを開始し、グローバリストのルーツを徹底解剖するオンラインサービス『金子ゼミ』を立ち上げる。

情報発信者としての信条は「左も右もない反グローバリズム・国益第一主義」「不偏不党」。

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