ワクチン陰謀論を徹底解説《陰謀論の真相part1》

ワクチン陰謀論

こんにちは、金子です。

今日はいわゆる「陰謀論」について取り上げていきます。

ただし、これから書く内容はあくまでも陰謀論についてです。

真実かどうかは未知のものと思ってください。

「単純にこういう話が巷に広がっているんだな」という前提で読んでください。

とはいえこれらのトンデモ話におもわれる話のなかにも、実際に世界で進んでいるものがあります。

なにがフェイクでなにがファクト(事実)か、見極める眼が大事ということですね。

では、早速いきましょう。

まず、反ワクチン論者が引用する陰謀論が、天竜人たちによる「人口削減計画」です。

具体的にいうと、ワクチンで世界の人口を削減する計画です。

「そんな恐ろしい計画があるなんて信じられない」

そう思いますよね?私もこれを知ったときはショックでした。

いったい誰がそんなタチの悪い冗談を言っているのか。

よく陰謀論で出てくるのが「アジェンダ21」です。

アジェンダ21とは

アジェンダ21というのは、1992年に開催された地球サミットのときに採択された行動計画のこと。

この計画のなかで、次のようなことが盛り込まれているというのです。

  • 人口の大幅削減
  • 国家の破壊
  • 財産の没収=私有財産の禁止
  • 新政府による子供の教育、及び、職業の供与
  • 行動の規制、その為のルール作り
  • 居住の制限

ただ、アジェンダ21について調べてみたのですが、「人口削減」について書かれているというエビデンスになるようなリソースは見つかりませんでした。

多くのブログなどで上記について書かれているのですが、その引用元のほとんどが船瀬俊介氏の書籍や講演の引用です。

しかし、船瀬氏の証言を裏付けるようなエビデンスを探してみたのですがアジェンダ21にはそのエビデンスを見つけることができませんでした。

こうやって確証のない情報がどんどん拡散してしまうのは恐ろしいですね。

実は、調べていってわかったのですが、「新世界秩序 国連アジェンダ21」というもののなかで次のようなことが書かれているということがわかってきました。

「新世界秩序 国連アジェンダ21」

この「「新世界秩序 国連アジェンダ21」では、国連が2030年までに達成すべきゴールとして、次のような項目が書かれています。

  • 一つの世界政府
  • 一つのキャッシュレス世界通貨
  • 一つの世界中央銀行
  • 一つの世界軍隊
  • 国家主権の終了
  • 全ての私的財産の終了
  • 家族単位の終了
  • 人口削減、人口増加と人口密度の管理

翻訳引用はこちら

上記の項目のなかに「人口削減、人口増加と人口密度の管理」というものがありますよね。

どうもこの国連アジェンダ21という情報を海外のサイトから見つけた人(日本人)がブログなどで紹介したものが拡散しているようです。

そして、さらに調べていくと、USA TODAY紙がこの文書が捏造であるというファクトチェックを報じていました。

ファクトチェック:国連アジェンダ21/2030「新世界秩序」は実際の文書ではありません
※Google翻訳で日本語で読めます

ただ、主要メディアが真実を言うとは限りません。(米大統領選の主要メディアの報道は虚偽・偏向・隠蔽が多い)

国連アジェンダ21が実際の文書なのかどうか、その真偽は未知ですね。

ただ、素朴に思いますが、国連がこんな「人口削減」とか「私有財産の終了」とかを公式文書で出すのでしょうかね。

いずれにしても陰謀論はこんなふうに尾ひれがついて広がっていくわけです。

そして、もう1つ人口削減でよく出てくるのが「ジョージア・ガイドストーン」です。

ジョージア・ガイドストーンとは

wikipediaによれば、「ジョージア・ガイドストーンは1980年にアメリカ合衆国ジョージア州エルバート郡に建てられた花崗岩によるモニュメント。8つの言語で書かれたメッセージ「10のガイドライン」で知られ、その内容が陰謀論的な憶測を呼んでいる。」とのこと。

そこには8カ国後で10のガイドラインが書かれています。

  1. 大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する
  2. 健康性と多様性の向上で、再産を知性のうちに導く
  3. 新しい生きた言葉で人類を団結させる
  4. 熱情・信仰・伝統・そして万物を、沈着なる理性で統制する
  5. 公正な法律と正義の法廷で、人々と国家を保護する
  6. 外部との紛争は世界法廷が解決するよう、総ての国家を内部から規定する
  7. 狭量な法律や無駄な役人を廃す
  8. 社会的義務で個人的権利の平衡をとる
  9. 無限の調和を求める真・美・愛を賛える
  10. 地球の癌にならない――自然の為の余地を残すこと

このなかに「人類は5億人以下を維持する」という言葉があります。

これがさきほどのアジェンダ21と関係していると語るひともいるようです。

この石碑がいったい誰によって、何のために建てられたのかはいまだわからないといわれていますが、陰謀論者たちが引き合いに出すにはもってこいの建造物ですよね。

また、1978年、ヘンリー・キッシンジャーがビルダーバーグ会議で「世界の人口は半分に減らす必要がある」と話したというのは有名な話です。

他にもデイヴィッド・ロックフェラーが設立したシンクタンク『ローマクラブ』が人口削減を企てているという説や、ビル・ゲイツの財団であるビル・メリンダ・ゲイツ財団がワクチン接種によって人口削減プロジェクトを進めているという説など、人口削減説は非常に多いのです。

ここでワクチンと人口削減がどうつながるのか、疑問に思う方もいるかもしれません。

実はワクチンによる薬害というのはこれまで世界中で起こっているのです。

世界中で起こっているワクチン薬害

例えば、子宮頸がんワクチンでは…

・米国・・・ワクチン接種後1年以内に94件の死亡、1723件の副作用(2011年)
・インド・・・120名にワクチン接種したところ4人が死亡
・日本・・・2011年に14歳の少女が接種後2日後に死亡

英国、オーストリア、ドイツでも死亡したケースがあるようです。

他のケースでいえば、最近韓国ではインフルエンザワクチンによる死者が出ているというニュースが話題になっていますね。(韓国でインフルワクチン接種80人超死亡

インフルエンザについては少し古いデータですが、平成22年のインフルエンザが元で亡くなった方が198人で、そのうちインフルエンザワクチンを接種後に死亡された方の数が133人というデータもあります。

つまり、亡くなった方のうち約6割の方は、事前にワクチンを接種していたことになります。

ちなみにインフルエンザワクチンの効果を否定する研究論文に「前橋レポート」があります。このレポートによれば、ワクチン接種をしなかった前橋市と、接種した市町村の子どもたちの感染率を比較したところまったく差異がなかったといいます。

ワクチン接種によって発症しうる病気

また、船瀬俊介著『ワクチンの罠』によると、「ジェネレーション・レスキュー」という研究・治療団体が行った調査から「ワクチンによってADHDや自閉症にかかる確率が高まる結果になった」という。

調査対象は、カリフォルニア州およびオレゴン州在住の子どもたち、17,674人で、その結果は…

  • ADHD (注意欠陥·多動性障害) ・・・317%増
  • 神経疾患・・・185%増
  • 自閉症 雁患率・・・146%増

だったといいます。これは驚くべき数字ですよね。

もちろんこの結果だけでワクチンがADHDや自閉症を引き起こす原因になっていると断定することはできないのかもしれませんが、偶然とは思えない結果ではあります。

その他、ワクチン接種によって発症しうる病気には次のようなものがあるといいます。(同著)

  • アレルギー
  • アトピー性皮膚炎
  • 関節炎
  • ぜんそく
  • がん
  • 糖尿病 (乳幼児、児童に発症)
  • 腎臟病
  • 流産
  • 神経疾患
  • 免疫疾患
  • 乳幼児突然死症候群 (SIDS)
  • 胃酸逆流 (乳幼児)

数や確率はともあれ、こうしたたくさんの薬害が過去に世界中で起こっているのがワクチンの現実です。

それでは、なぜワクチンは人間にこのような薬害をもたらしてしまうのか、その原因についてみていきましょう。

ワクチンが人体に害をもたらす原因

ここからは少し専門的な話で難しいかもしれませんが読み飛ばしてもらっても構いません。

まずワクチンはなにから作られているのでしょうか。ワクチンの成分には次のようなものがあるといいます。

細菌、野生ウィルス、水銀、アルミニウム、生物細胞、ホルムアルデヒド、グルタミン酸ナトリウムなど。

アルミニウムは骨、骨髄、脳の変性を起こす可能性のある毒性がある物質ですが、驚くべきことに日本のワクチンのほとんどに添加されているそうです。

また、水銀は水俣病の原因となった物質で、炎症や自己免疫反応を起こします。

さらに自閉症や発達障害をもたらす確率が高くなることが報告されています。

これらの重金属は、細胞のなかでさまざまな炎症を引き起こす元になります。(炎症が激しくなると、アレルギー疾患、自己免疫疾患、ガンなどに発展していくと言われています。)

上記のなかの「ホルムアルデヒド」は発がん性物質としても有名ですね。

では、なぜこのような有毒な成分をワクチンに添加するのでしょうか。

例えばホルムアルデヒドは、水に溶かすとホルマリンとなります。ホルマリン漬けのホルマリンです。これは主にワクチンの防腐剤として使われています。

アルミニウムも同じようにワクチンを開封後に細菌から汚染されるのを防ぐための殺菌・防腐剤として使われています。

また、ワクチンは体内に入ったときに、「アジュバント」という免疫を活性化する成分が必要になります。(一種の誘発剤・活性剤と考えてください。)

この「アジュバント」が食細胞(病原菌・ウィルスを食べてくれる細胞)に刺激(炎症を起こさせる)を与えることで、その結果、免疫ができあがるというメカニズムになっています。

これがワクチンが免疫をつくる働きということです。

体内に毒(アジュバント)を入れることで、毒に勝とうという、まさに「毒をもって毒を制す」という戦略ですね。

専門用語が続いてわかりにくいところですがここがわかるとワクチンのことがよくわかるようになります。

ということで「アジュバント(活性剤)」はワクチンを作る際に欠かせない成分なのですが、上記でも書いたように、このアジュバントは、細胞のなかで人工的に炎症を起こすという重大ミッションが課せられています。

そのため重金属など体に炎症を起こす毒性の高い物質が、このアジュバントとして使われているわけです。

そして、ワクチンの中にも当然このアジュバントが添加されます。

これがわざわざ人体に有毒な成分(重金属等)をワクチンのなかに配合する大きな理由ということになります。

湾岸戦争症候群

陰謀論でよく引っ張り出されるのが「湾岸戦争症候群」です。

これは、「湾岸戦争終了後の多国籍軍側の帰還兵士にみられた関節痛、疲労、筋肉痛、頭痛、忘れやすさ、集中困難、気分の落ち込み、不眠、発疹などの種々の症状」のこと。

陰謀論では次のように言われることが多いです。

「湾岸戦争では、イラク軍によって生物化学兵器が使われる可能性があるということで、多くの多国籍軍の兵士が炭素菌ワクチンを接種した。そのうち20万人にリンパ節炎、関節炎、神経障害、記憶喪失などの副反応が見られた。さらに1万6千人が死亡した。」

これが真実かどうかはわからないものとして、続けていきます。

「この炭素菌ワクチンには、「スクワレン」がアジュバントとして添加されている。このスクワレンは、元々はペットの避妊・去勢目的で開発された成分で、それをヒト用のアジュバントに開発した。さらにこのスクワレンにはボリソルベール80という乳化剤が含まれているが、ラットの実験で不妊症や睾丸の萎縮を引き起こしている。」

兵士たちが打ったワクチンには、人間に不妊をもたらす有毒な成分が入っているという主張ですね。

ここからが重要です。

「(ワクチン接種した)帰還兵の子どもたちに、手足の欠損をはじめ先天異常が相次いだ。その数、数千人。兵士たちが打たれたワクチンには、明らかに催奇形性があった。」(※このあたりの主張は船瀬俊介氏の『ワクチンの罠』から引用しています。)

つまり、兵士たちが接種した炭素菌ワクチンのなかに含まれていた「スクワレン」という物質は、重度の神経症や慢性症状、ひいては催奇形性まである有毒な成分で、そのために何万ものワクチン被害者を生み出したというのです。

インフルワクチンは不妊ワクチン?

ちなみに、上記の「スクワレン」が含まれているワクチンには、インフルエンザワクチン、子宮頸がんワクチン、肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、マラリアワクチンなどがあるとのこと。

「インフルエンザワクチンを打つと不妊になる」「子宮頸がんワクチンには不妊の副作用がある」という情報もネットにわんさかとありますが、その根拠に挙げられているのが上記の「スクワレン」などのアシュバントであることがほとんどでした。

ただし、この「スクワレン」と不妊の因果関係について今回いろいろ調べてみましたが、そのエビデンスを見つけることはできませんでした。

また湾岸戦争症候群についても、調べていくと炭素菌ワクチンと因果関係があるというエビデンスは同じく見つかりませんでした。

奇形については劣化ウラン弾の被弾、サリンなど化学兵器の被曝といった他の有力な原因もあります。

もう1つの放射能汚染、「劣化ウラン弾」の事実
湾岸戦争病からみたサリン後遺症

もちろんワクチン被害の可能性がゼロといいたいわけではありません。

ただ、ワクチン陰謀論では他の可能性をいっさい出すことなく「湾岸戦争症候群の原因は炭素菌ワクチンである」と断定しています。

さらに、そこから「炭素菌ワクチンは生物兵器であって、兵士たちはその人体実験の対象だった」「これも人口削減を目的としたバイオテロだ」「これも国際金融資本のしわざだ」「アジェンダ21の人口10億人計画が確実に進められている」というところに発展させていくのです。

そして、根拠を確かめることもなくこれらの情報を見つけた情報リテラシーの弱い人たちがこうした極端な陰謀論を拡散することに加担していくわけです。

天竜人たちにとってみると、陰謀論はただの目くらましですから、陰謀論を無邪気に拡散してくれる人たちは「都合がいい人たち」です。(天竜人たちはそういう人たちのことをデュープスと言っています。厳密にいうと共産主義上層部が「共産思想を無自覚に広めてくれる人たち」という意味で使っていた言葉ですが、その共産主義自体をつくったのが天竜人たちなので同じことですね。)

さて、ここまで長くなりましたが、ワクチン陰謀論についてご紹介しました。

実はワクチンについていうと、もう1つ大きな陰謀論があります。

マイクロチップやデジタル全体主義、そして新世界秩序につながる壮大な陰謀論です。

この陰謀論も知っておくと世の中を見る視点ががらりと変わってきます。

陰謀論の真相を見ていくことで、世の中の真相も自然と見えるようになります。

本日は以上です。

それではお読みいただきありがとうございました!

金子

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