メディアは絶対報道しない菅政権の闇

日本の政治

こんにちは、金子です^^

YOASOBIの『夜に駆ける』
を聴きながらこのメルマガを書いています。

疾走感あって好きなんですよね、この曲^^

今日は久々に
時事ネタを1つ。

菅政権のお話です。

ビジネス系の話ではないのと、
かなり長いメルマガになったので
興味がない方はスルーしてください^^;

発足後たいへん人気のある
菅政権ですが、

メディアはやっぱり、
本当のことを
ほとんど報道していませんね。。。


日本のメディアの
隠蔽体質はもはや病的です。。。


といっても、
GHQが言論統制と洗脳のために
日本にインストールした

プレスコード政策をいまだに
後生大事に踏襲してきていること、


また、
国際メジャーの資本によって
株式を押さえられていることで、


マスコミ各社側も
「国民に伝えたくても
 伝えられないことがある」


というのが実態なんですね。



もっとも、現場レベルでは
使命感や責任感の強い
記者や番組製作者はいるでしょう。

日本の腐ったマスコミの闇に
立ち向かおうと志高く誠心誠意
目の前の仕事に一意専心している
報道パーソンも多いと思います。


しかしながら、
日本の大企業の体質は
まだまだトップダウンですから、


現場の意見などは
管理職ラインで
いくらでもひねりつぶすことが
できてしまいます。



大手メディア各社のなかで
志を持ちつづけながら
出世していき、

組織を変える権限を
持てるようになる
というのは、

針の穴を通るくらい
難しいことかもしれません…



だから、
日本のマスメディアの
古い体質は変わらない。


もちろん番組単位で見ると、

テレビ朝日の
ウェークアップなど

時事ネタをわかりやすく
解説してくれている良質な番組が
あることも事実です。



ただし、
注意したいのは、

これらの良質な番組も
解説しているのは

あくまでも「表層部分」
に留まっている
ということ。


核心の部分や
真相については
いっさい触れません。




業界共通の暗黙レベルの
「言ってはいけないライン」
というものがあるんですね。


彼らは、
この一線は決して超えません。



もう1つは、
ゲストスピーカーの質が
極端に低いということです。


ニュース番組には
毎回おなじみの
コメンテーターが登場します。


彼らはタレントだったり、
学者だったり、元政治家だったり、
作家や元記者だったりしますが、

視聴者目線で
感じることを語っているだけです。


意地悪くいうと、
政治や外交、歴史、世界情勢
などの専門分野については
まったくの素人であり門外漢。


彼らのコメントを
注意深く聞いていると、
的外れなことを言って
いることも多いです。


ただ彼らよりも怖いのは、
有名大学の教授や
権威のある専門家たちでしょう。



僕は歴史、政治、
経済、世界情勢の
情報収集が趣味なので、

日々ディープな
情報に触れています。


そのため、
ニュースを見ていると
違和感を感じたり、

明らかに情報操作を
していることに
気づくことが多々あるんですね。


上記のような
肩書きは一流で
超エリートの学者であっても、
彼らの発言をうのみに
するのは危険です。


なぜかというと、

視聴者を
間違った方向に誘導する
ような意見を言っていたり、

場合によっては
意図的な印象操作をしようと
しているのではないかと
疑ってしまうような人もいるからです。

代表的な人物が、
竹中平蔵氏や
デービッド・アトキンソン氏でしょう。


彼らは
もっともらしいことを
言っていますが、

やっていることは
予測プログラミングといって、
これから政府が取り組むが
重要な政策のための洗脳行為

であることがほとんどです。


先日も竹中平蔵氏は、
とある番組で
ベーシックシンカムについて
提案して物議をかもしていますね。

詳細はこちらの記事へ

彼が言っているBIは、
国民一律に毎月7万円
支給する
というものです。


これ、一見すると、
素敵なものにおもえますよね。


しかし、
よくよく聞いていくと
とんだ落とし穴があるんです。


それはなにかというと、
この月7万円支給が
無条件で支給するもの
ではないということです。


どいういうことかというと、

このBIを導入する代わりに、

公的年金制度
健康保険制度
生活保護制度など
社会福祉の制度を
廃止する
というんですね。


かつ、
一定以上の所得のひとは
この7万円は国に
返金しないといけない

と竹中氏は言っています。



100歳まで生きていく
高齢化社会で、

年金もなく
健康保険もなく
月7万円で、

憲法25条にある
健康で文化的な最低限度の生活
送ることは果たしてできるでしょうか。

これ、考えたら
誰もがわかることですが、
99%「できません」よね。



では、
こんなとんちんかんな
主張をしている竹中氏は
いったい何を考えているのでしょう。


いたって簡単です。


日本の財政を
大きく圧迫している

社会補償コストを
大幅に減らしたい



ただ、それのみです。


つまり、
財政赤字を解消したい
わけですね。


消費税を上げるときも
必ず出てくる大義名分が

「将来的な社会補償費を
賄うため」

というものです。


しかし、消費税は、
社会補償費よりも
財政赤字の解消に
充てられている
というのが現実です。


ちなみに、
経済学をかじるとわかるのですが、

財政赤字、
つまり政府の負債というのは、

どれだけ増えても
日本が破綻することはありません。





なぜ潰れないかというと、

日本の国債は、
ほぼほぼ円建てなので、
日本円を刷ればよいのです。

※ただし、刷りすぎると、
物価も上がっていくので
限度はありますが。



では、どうして、
財政赤字が問題ではないのに、

メディアも政治家も
御用学者たちもこぞって
「財政赤字が大問題」
であるかのように
唱えているのでしょう。



答えは単純。


国民全員が
「日本の財政は苦しいんだ」
と信じていたほうが、
なにかと得だから
、、、です。


消費税を上げるのも、
「少子高齢化が進み
社会補償のために
ますます財政が苦しくなるから」

と言われてしまったら、
国民としてもぐうの音も出ないでしょ。

本音は嫌だったとしても。。。



では、
財務官僚も政治家も
メディアも御用学者たちも
ぐるになってそんな
大ウソをついている
ということになるのでしょうか。


彼らには良心というものが
ないのでしょうか。


ちょっとそれは
信じられませんよね。


実は、
ここには巧妙なトリック
があるんです。



これまでの伝統的な
経済学者たちは、

「政府の負債が増えれば、
国は財政破綻する」


という学説を信じてきたのです。



東大法学部出身の
財務官僚も経済学者たちから
この学説を植え込まれます。


そして、
財務官僚の評価ポイントもまた、
財政赤字をどれだけ解消したか
なのです。


経済のことがわからない
政治家たちは財務官僚に
政策をつくらせています。


だから、
橋本龍太郎政権以降
顕著になりますが、

財政を健全化させる
緊縮財政政策

つまり、
政府の負債を
できるだけ抱えない政策


がスタンダードに
なっているのです。



消費税の増税も、
この財政悪化を
減らすことが目的です。


ですから、
財政赤字がつづく限り、
消費税はこの先も
延々と増えていく
のです。


IMFや経済同友会からは、
消費税は15%〜20%が妥当
という意見が出ています。



菅首相も例外ではなく、
「今すぐではないが
消費税は上げざるを得ない」

という主旨の発言をしています。


これも国民の潜在意識への
暗示であり、
予測プログラミングです。



竹中氏が、テレビに露出し
ベーシックインカムの提案をしたのも、

「将来その方向で
動いていきますよ
覚えておいてくださいね〜」

と刷り込んでいるわけです。
(=予測プログラミング)


そして、
「月7万円支給」という
言葉だけが一人歩きして、

社会に
「BI、いいじゃん」という
ムードをじわじわと作っていく…


メディアはその
プロパガンダの道具として
使われています。



竹中平蔵氏は
テレビではクリーンなイメージで
報道されていますが、

ネットではけっこう
ボロカスに叩かれています。



それで、
総裁選のときに
菅さんのことを調べていたのですが、
1つ気になったことがありました。


小泉政権のときに、
竹中平蔵氏が
総務大臣をつとめていましたが、

そのとき副大臣だったのが
菅義偉氏だったのです。


竹中氏と菅さんは
小泉政権時代に
苦楽をともにした
いわば師弟関係のような
間柄なんですね。


官房長官時代の菅さんは
その後も内閣審問会議の
民間議員というポジションの
竹中平蔵氏の指導のもとで
数々の規制緩和政策を
進めていきます。


規制緩和というと
なにかよいことのような
甘い響きがありますが、

そのなかには、
派遣法改正
水道法改正
移民法
種子法改正

のようにあきらからに
「改悪」の法改正もあるので
注意が必要なんです。



竹中平蔵氏は
ダボス会議の理事であって、

日本のグローバリズムを
一気に推し進めてきた人物です。


安倍元首相も
「竹中さんは国際金融資本の
ひとだからね」
と言っていたようです。


(筋金入りの、
あっち側の方だということです。)



竹中氏は
何度かメルマガでも
取り上げた、典型的な
「新自由主義」ですね。


「自由」というとこれまた
甘美な響きがありますが、

日本や日本人の自由を
目指す思想ではありません。


世界を支配する
国際メジャーや
一部の超超富裕層にとっての
自由を目指す思想です。



(これは別の機会に
書きたいとおもいますが、

この背後には共産主義思想が
見え隠れします。)




菅首相に背後で
大きな影響を与えている竹中氏、

そして、最近テレビの露出が
増えてきている
デービッド・アトキンソン氏、

彼らは典型的な
新自由主義思想の持ち主です。


テレビの発言を見ていても
非常にわかりやすいですね。


この2人だけではありません。


自民党政権には
民間議員が構成する
「諮問会議」なる制度があり、

新自由主義思想バリバリの
経済界のトップ、エリートたちが
国会に大きな影響力を持っています。



安倍政権の政策を引き継ぐ
といって当選した菅政権ですが、

こうした諮問会議メンバー、
国際メジャーなどによる
院政的なメカニズムのなかで

構造改革、規制緩和、緊縮財政
という3つを押し進める政権
であることはどうやら間違いなさそうです。


安倍氏には、
「強い日本」「美しい日本」
という表向きの思想がありました。

そのために憲法改正という
悲願がありました。

安倍氏が保守と
言われたゆえんです。


しかし、
菅氏にはそのような
ナショナリズム思想はありません。


安倍政権以上に、
改革、改革、改革!
という極端な政権運営に
走っていく可能性があります。


構造改革、規制緩和、
緊縮財政は、
インフレ期にやるべき政策なので、
デフレの今はやるべきではありません。


安倍政権時代、
株価は大幅に上がりましたが、

大企業優遇政策でしたから
この結果は当然です。


極端に言えば、
恩恵を受けたのは、
大企業のみなのです。


それ以外の国民は
確実に貧しくなりました。



菅政権の掲げる政策も
基本は同じ路線です。


しわ寄せはどこにいくか。


貧しいひとたちです。

竹中ベーシックインカムも
消費増税も
中小企業基本法改正も

弱者が犠牲になり、
ますます苦しくなる
政策が多いのです。



総裁選のときに感じていた
嫌な予感が当たって
しまいましたね。。。




デービッド・アトキンソン氏
についてはまた改めて話しますが、

「菅さん、
日本の中小企業は生産性が低いので、
ちょっとテコ入れしたほうがいいですよ

業績の悪い中小企業は
半分くらいに減らしていきましょう。」

という提言を菅首相にしていますね。


菅さんは
アトキンソン氏の提言のとおり、
中小企業基本法の改正に
向けて動き出しました。


生産性の悪い中小企業を
断捨離していく
のが目的でしょう。


生産性や効率という物差しだけで、
改革、規制緩和を進めていく
というのもまた新自由主義思想です。




ここまで書いてきたような情報を
メディアは決して報道しません。


なぜかというと、これらの情報を
「言ってはいけないライン」
を超えてしまっている
ためです。



いっぽうで、

デジタル庁の行革とか
ハンコをなくすとか
携帯料金の値下げとか

目を引くものは
積極的に報道しています。



ここまで日本の
マスメディアは
未成熟なのです。



映画『マトリックス』
ではないですが、

マスメディアの情報だけで
この世界を認識していると
まったくの虚像の世界で
生きる
ことになりますね。



まずは、
竹中平蔵氏
アトキンソン氏
について調べてみましょう。


彼らが菅氏にどういう
影響力を持った存在なのか

わかってくると、
菅政権の実態も
おのずと浮かび上がってきます。



竹中氏の
ベーシックインカム提言の記事


アトキンソン氏肝入りの
中小企業改革の闇



このあたりの記事も
参照してみてください。



ということで、
日本のマスメディアの
実態について書いてきました。



いろいろツッコミたくなりますが
この古い体質を
彼ら側から変えることはないと
思っていたほうが
いいのではと思います。


国民ひとりひとりの
情報リテラシーが上がって、

質の低いニュース番組に対して
間違いを指摘したり、
いっさい見なくなったり、

もっとまともな番組を
つくるよう求めたり、

それくらいになれば、
メディア側も変わらないとって
思ってくれるかも?



なんにしても、
テレビやYahooニュース
だけで世界を認知するのは
没マトリックスになるので
なるべく自分で情報を収集

していきたいものです。

それではお読みいただき
ありがとうございました!

金子吉友

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